11.21(火) 大宮ソニックシティ
12.23(土) 日本武道館
12.24(日) 日本武道館
2006.10.06(金)
 さいたま市文化センター 1階25列42番
 秋のツアーがスタートです。
 2006年秋ツアー初日の会場は、さいたま市文化センター。
 お隣の市(電車で10分)の所なのでかなりご近所。地元です。
 ですが、今回は天気が大荒れでした。
 台風16号&17号ペアが秋雨前線を見事に関東に停滞させてくれたので、さいたまは朝から晩まで大雨。しかも風が強い。まるで台風です……。
 ま、外がどんなに荒れていようが会場の中に入ってしまえば関係ないんですけどね(笑)


 曲目はこんな具合でした(順不同)

 「UNCROWNED KINDOM」(OP)
 「Boy」
 「戦場のギタリスト」
 「愛こそ力 - Power for Love」
 「FUNKY PUNKY」
 「悲劇受胎」
 「雨」
 「孤独の影」
 「誓いの明日」
 「ONE」
 「新曲」(アルバム収録曲かと。曲名は特に明かされず不明)
 「新曲」(アルバム収録曲かと。曲名は特に明かされず不明)
 「明日の鐘」
 「LIBERTY BELL」
 「INNOCENT LOVE」(ED)


 (アンコール1)
 ビートボーイズ♪
 「HARD FUNKY NIGHT」
 「BAD MORNING」

 「星空のディスタンス」
 「Stand Up , Baby!」(シブコーバージョン)
 「クリスティーナ」

 (アンコール2)
 「FROWER REVOLUTION」(アコースティックバージョン)
 「至上の愛」






 MCその1

 今夜がツアー初日ということもあってか上機嫌な幸ちゃん。
 MC中、終始笑いっぱなし。

坂「この嵐の中、お集まりいただいてありがとうございました。
  ……初日はいいですよね〜。
  毎回言うようですが、初日は誰も曲を知らない。
  僕たちしか知らないですからね。
  初日だけの優越感(笑) 一日だけですけどね」

 翌日にはツアーの様子がファンサイトのレポや、
 ファンの話し伝手で広がるので(^^;

坂「いつの間にか広まっちゃうんだよな(笑)
  皆さんもいろいろ曲とか予想たててるでしょ?
  この曲やってくれるかしら、こんなMCやるかな……とか。
  今までで6曲やりましたけど、6曲とも全部予想が当たった人!」

 当然のことながら、会場内に予想的中者はゼロ。

坂「でしょ〜?
  へへへ。次やる曲とか知ってるの僕たちだけですもんね(笑)」





 MCその2

坂「これからまた、いろいろな街を回っていきますが……」

 ……みたいな内容のことを話していて、

坂「もしかしたら今日が初日でファイナルの人もいるかもしれません(笑)
  今日がファイナルの人!」

 幸ちゃんが訊ねた直後、客席から男性が一人「はーい!」と返事。

坂「えぇーっ!?」

 初日でファイナルがホントにいたので、思わず笑う幸ちゃん。

坂「そんなこと言わず、武道館も来てくださいよ〜(笑)
  今日一回きりって……」

 もし、そのうち気が変わって他の会場も参加しようかなという気になったら、また参加してください、みたいなことを言っていました(笑)





 MCその3

坂「このさいたまは……今はさいたま市文化センターに変わっちゃいましたけど、
  昔は浦和市文化センターだったんですよね。
  桜井さんは、浦和に何か思い出はありますか?」

桜「…………浦和といえば県庁かな…。
  さいたまにあるんだぜ、県庁。
  埼玉の県庁なんて大宮とか思われていそうだけどな」

 交通アクセスや新幹線の停車駅があるということもあって、埼玉県でもわりと有名な市が大宮。ですが、埼玉県の県庁所在地は元浦和市こと、さいたま市です。

坂「で? 浦和での思い出は?」

桜「……う。だから県庁だって」

坂「楽屋とかあるでしょ?」

 なんとかして話をズラそうと健闘している。





 MCその4

桜「アイツ(たかみー)は近所だもんな。
  思い出がたくさんあるんじゃない?
  いいよな、浦和に近いんだもん。
  【ちょっと県庁行ってくる】って言えるし。おれは言えないもん(笑)」

坂「近いもんね。
  ……で、楽屋でとかないの?」

桜「お前……そういう困る質問してくるなよ」

坂「だって、桜井が困っている顔みるの面白いもん(笑)」

桜「坂崎……絶対Sだ……」





 MCその5

坂「あ、僕ね、Mですね」

 なぜかMと言い切る。が、「ん?」と自分の言い間違いに気づき、

坂「違う、Sだ(笑)
  桜井は……」

桜「おれは両方あるよ。
  SM。
  だってサクライ(S)・マサル(M)だもん」

坂「うまい!」

桜「あ……、でもMだわ。
  耳たぶに洗濯ばさみを挟んでみたりとかね」

坂「ああー、桜井やってるね(笑)」

 すると客席から「えぇっ? そんなコトしてるわけ?」みたいな雰囲気を感じ取った桜井さん。

桜「……なんだよ、みんなして変質者みたいに……。
  でも、別にどうしようとおれの勝手だろうがよ?
  みんなも帰ったら洗濯ばさみで挟んでみな。
  そのうちどんどん大きなものに……(笑)」





 MCその6

坂「……オレはどっちだろ…?」

桜「坂崎はさ、Sだね。
  あ、でもMなとこもあるよな」

 昔のことを思い出す桜井さん。

桜「あの頃さぁ、酒を飲むと坂崎はヘロヘロになってさ。
  ズボンを脱がしても無抵抗なんだもん。されるがままで(笑)」

坂「酔っぱらっているときは、桜井と逆になるかも。
  そういえば、よく上に乗っかられた……。
  酔ってないときはSになって、
  酔っているときはMになって桜井に…(笑)」

桜「あと泊まり先の(ホテル)で、」

坂「変なこと言うなよ!?(笑)」

桜「究極なのは、坂崎の部屋の鍵をエレベーターにぽいって放って、
  そのまま下へ(笑)」

坂「ああ……(苦笑)」

 かなりSっ気気質を発揮する桜井さん。

桜「そして、フロントの前を匍匐前進(笑)
  でもさぁ、SとMっていっても精神的なものと肉体的なものではまた違うしさ」

坂「……っ(笑)
  馬鹿っ!!(笑)」

桜「初日はソフトに行きましょう(笑)
  あ、でも一番向こうのヤツ(高見沢)は絶対にSだよなっ!(笑)」

 ちなみに私の勝手なイメージだと、
 桜井さん:M
 幸ちゃん:S
 たかみー:S       です。
 でも幸ちゃんに至ってはMっ気も絶対あるな……と。
 って、なんの話だ(笑)





 MCその7

 ようやくたかみー登場。

坂「高見沢は、さいたまの思い出はいっぱいあるんでしょ?」

高「……思い出? ないなぁ……」

桜「浦和ではけっこう飛ばしてたんじゃないの?」

坂「よく遊びにとか来てたんでしょ?」

 少し考えて、

高「うーん……、高校の文化祭に来たことはあった」

坂「文化祭? 参加しに?」

高「いや、ただ見学しに」

坂「へぇ」

高「逢ってた人(知り合いだか友達?
  でも深読みすれば付き合っていた子とか?)がいて」

 客席から「えぇー」という声。
 たぶん皆さんも深読みのほうで意味を捉えたのかと(笑)

高「高校生の頃だよ?
  あそこ、オフクロが女子校で……、あ、違う(笑)」

 慌てて言い直すたかみー。

高「オフクロが女子校に通っていたんだけど(笑)
  今でもあるのかなぁ……。あっ、あるか」

 浦和・女子校と聞いて、地元市民(とご近所市民・笑)なら浮かべる女子校。
 客席から「浦和一女」の言葉が届いたのか、

高「そう、浦和一女」

 すると客席から「おおー」「すごい」という言葉や雰囲気が。

高「……え?
  なに、それって凄いことなの!?」

 客席の予想外だった反応と自分の母親が通っていた母校のことで、素で驚くたかみー(笑)

 ちなみに、「浦和一女? なんじゃそりゃ?」な方のために補足説明を(笑)
 浦和一女の正式名称は、「浦和第一女子高等学校」。名前からも分かるとおり女子校です。
 埼玉県内でも有数の進学校で、進学を目指している人にも今でも人気があるんじゃないかと。今でも地元の家庭教師やら進学塾やらではこの高校の名前が挙がっていますしね♪

坂「じゃあさ、文化祭のとき言われたんじゃない?
  【いつも堂本兄弟、観てるよ♪】って(笑)」

高「そのときは、堂本兄弟出てないから!←(当時は高校生)」





 MCその8

高「あの頃はよくあちこちの文化祭に行っていた。
  (ツェッペリンの)移民の歌を歌わせてくれるっていうならどこへでも(笑)」

 結構、文化祭には積極的に参加していたみたいですv

高「で、あっちで【あぁあーっ!】
  こっちで【あぁあーっ!!】って(笑)
  俺はターザンかっての!」

坂「あっちで【あぁあー!】 こっちで【あぁあーっ!!】(笑)」

高「そう。で、ギターが弾けないヤツがいたら俺が代わりに弾いてさ。
  で、一緒に歌うの。
  でも、絶対に【あぁあー!】のトコがハモるんだよ(笑)」

 たかみーの声は高すぎるので……(笑)





 MCその9

坂「学校に行ったら結構騒がれたんじゃない?」

 女子生徒とかに人気があったのでは?という内容のことを喋っていて、

高「そんなことないよ。
   むしろ、みんな近づいてこなかった」

坂「そうなの?」

高「あの当時の俺は、社会をナナメに見ていたから」

桜「ナナメ?」

 たかみーの「社会をナナメに見ていた」の言葉に反応して、
 桜井さんが社会をナナメに見る真似。
 これが、確かにナナメに見ているんだけれど、首を傾げているような感じ(笑)

高「そうじゃないって!
   確かにそれ、ナナメに見てるけどさぁ(笑)」

 幸ちゃんも面白がってマネを始める。
 つられて、たかみーも同じように首を傾げてナナメに見てみる。
 客席から「かわいい」の声が(笑)

高「かわいいかぁ、これ?」

 ナナメに見ているというより首を傾げている様子は、
 まるでビク○ーのイヌにそっくり(笑)

高「……違うよ。
  俺がナナメに見ていたのは、むしろこうやって……」

 九十度向きを変えて、体を幸ちゃんたちのほうへ向け、
 ちょっと顔を傾けて睨む……みたいな感じ。
 要は、社会に対して反感を持っていたとか。そんな感じなんだろうなぁと。





 MCその10

桜「そういう、坂崎は浦和の思い出はないんですか?」

坂「……オレ? ないよ」

 ないのかよ! みたいなツッコミがあって、

坂「あ……、地震。地震を覚えてるな」

 浦和での思い出といって地震を挙げる幸ちゃん。

坂「まだココが浦和市文化センターだった頃ですけどね。
  久しぶりに震度5の地震があったの」

高「ええーっ? そんなのあったか? いつ? 俺もいた??」

坂「いたよ。だって、コンサートが終わって楽屋に戻ったときだもん」

高「……地震…?? そんなの俺、知らないよ」

坂「あったよ」

 納得がいかないたかみー。

高「……桜井、覚えてる?」

 訊いてみるけど、桜井さんも覚えていないらしい。

坂「覚えてるよ、地震。
  楽屋で震度5の地震があってさ。
  実家に携帯で電話かけたけど、地震で混線(混乱?)していて繋がらないの」

高・桜「………………………………。」

 少しの間ののち、

高「……お前、それ夢じゃねーの?」

坂「え……?」

高「だって、俺も桜井も知らないもん。地震なんか」

 二人から怪訝そうに見つめられて、

坂「……そうなのかな……。
  ……夢だったのかな…………?」

 自分でも記憶が曖昧になってきたらしい幸ちゃん(笑)
 でも、三人の様子や話の感じからしても「夢と現実がごっちゃになったのかな」
 というような印象を受けました。
 そういうことも、たまにはありますよね(笑)

 夢だとしたら、
 幸ちゃんはこういう夢を見るのか〜と、ちょっと嬉しかったです。
 内容が内容ですが(^^;





 MCその11

夏に引き続き登場、ビートボーイズ。

サク「おれたちが嫌いなもの……それは……」

タカ「はいっ!」

 手を挙げるタカミー。

タカ「ヘビーメタル!!」

サク「あれはダメだね! 騒音だよ! 髪の毛に悪い」

 髪の毛って……(笑)

サク「ほかに嫌いなものは……」

コウ「はい!」

 今度はコウチャンが手を挙げる。

コウ「プログレ!(笑)」

サク「あー、あれはダメだね! コロコロ(曲が)変わって踊れない!
   あれは、
頭皮に悪いっ!
   ……なっ?」

 コウチャンに同意を求めるサク(笑)
 髪が抜ける真似をするコウチャン。

サク「じゃあおれたちが一番嫌いなのは……」

 そこでようやく「アルフィーの」の名前が登場。

サク「特に、右っかわのヤツな!
   あの真っ白いヤツ!
   繊細そうに見えて、ものすごくガサツなんだから!(笑)」

 ここぞとばかりに絶好調で桜井さんがたかみーにダメだし。

サク「それと、真ん中の……鼻がでっかいヤツ!
    アイツ、リハーサルのとき居眠りしてるんだぜ?」

 今度は幸ちゃんにダメだし。幸ちゃん苦笑い。

コウ「……でも三人の中で一番頭が悪いのは……
   むかって左側のヤツ!(反撃)」

 そのあと、馬鹿とかを連呼したあげく、

コウ「ばんざーい♪」

 客席まであおる。たかみーも一緒に万歳(笑)
 私も一緒になって万歳を何度もやってしまいました。
 桜井さんごめんなさい。だって面白くて(笑)






 そのほかに印象に残ったところ。


 1.嵐

 夏イベの奇跡的な天候の快復のツケがここに来たか!?
 と思いたくなるようなほど大荒れに荒れた1日でした。
 朝から雨が強くて、昼ぐらいになって突風も加わり、そして会場へ向かう道では突風に加えて、横殴りの大雨。行きの坂道が川になってました。
 あそこまで濡れると、もういいやという気にさえなるほど酷かった(ーー;
 でも、だからこそ今回の初日は思い出深い一夜になりました。


 2.SMネタ

 個人的にこういうネタは大好きなので(笑)
 生き生きしていた桜井さんと幸ちゃんがまた良かったですv


 3.新曲!

 タイトル分からないけどっ!!(笑)
 セットリストの中にさりげな〜く挟まれた感じがまたニクイですね♪
 しかもタイトル分からないから、かえって気になって気になって仕方がない!
 戦略もあるんでしょうけど、ますますアルバムが待ち遠しくなりました。
 今回の初日ではタイトルの分からない新曲(たぶんアルバム収録曲)を
 2曲やってくれました。
 どちらもアップテンポ。そして……プログレ?
 私はまったく気が付かなかった…、
 というより気にならずにスルーしてしまっていたのですが(汗)
 いずれにせよ、格好良かった!
 これからもツアーでもやるんじゃないかなと。そしてそのうちタイトルも明かされていくのかな?
 楽しみですw


 4.ビートボーイズ

 大好きな大好きな【BAD MORNING】が来ました!
 これまでもビートボーイズの曲でも、
 そして夏イベでも「来ないかな?」と期待していたけど、
 お預けを食らい続けた1曲!
 やってくれてものすごく嬉しかった。
 3人の裏声が好きなのです(笑)
 そして、ラストのほうで出すたかみーの裏声が特に♪

 他にも、アンコール最初に歌ってくれた「HARD FUNKY NIGHT」!
 足を交互にスキップする仕草がなんとも可愛らしい♪
 途中でたかみーがお約束でボケてくれたのがなおさらツボでしたv


 5.口キャッチ

 ビートボーイズの歌の前に、
 カゴに入った今秋ツアーの消えモノグッズ「柿ピー・マコト」が出てくる。
 たかみーがカゴに入っている柿ピーを、幸ちゃんへ向かって投げる。
 これを幸ちゃんが見事に口でキャッチ!
 今度は桜井さんがチャレンジして、1度失敗。
 そのあと、成功したのか覚えてないんですけど、
 桜井さんは「唐辛子味」の柿ピーを食べてました。

 桜「これ、辛いよ! 子供には(食べさせるのは)考えたほうがいいね……」

 かなり辛がっていました(^^;
 このあと、幸ちゃんは何度か柿ピーキャッチにチャレンジしたのですが、
 惜しいところで落っことしてしまって。
 でも、ステージに落っこちた柿ピーは(1つだけ)拾ってぱくっと食べてました(笑)
 ああいう飾らないところ、好きだなぁ……。