Meet THE ALFEE

管理人とアルフィーとの出会いについて。
ちょっと長め。

最初の出会い 〜高校時代〜

 アルフィーと最初に出会ったのは、高校生のときでした。

 私は特定のミュージシャンを好きになるというほど音楽そのものに興味がありませんでした。
 音楽については、TVやラジオもしくはどこかのお店で流れてくるBGMで気に入った曲があったらCDを買って聴くという程度。
 それが当時話題のミュージシャンだろうと、ずっと昔に作られたクラシック曲だろうと、名前も知らない外国人アーティストの曲だろうと私にとっては差はない同じ「曲」。
誰が歌おうと、どんな人が作っていようと、耳に入ってきて自分にとって心地よい曲なら受け入れる。そんな具合でした。
 ですから、学校や入社した会社で「誰の歌が好き?」「どんな曲が好き?」と尋ねられても、正直ピンとくるものがなく困ってしまい、頭に浮かんできたミュージシャンの名前や曲をとりあえず答えるという状態。よほど興味を持ったならともかく、そのミュージシャンが他にどんな曲を歌っているのかなんてまったく知らないことも多かったです。

 そんな状態だったのでもちろん高校時代にも音楽にはものすごく疎い生活をしていました。
 あの頃は部活の宿題(学校ではほとんど活動がなく、自宅での活動が主だったのでv)をやっているとき、よくラジオを聴いていました。
 当時は、文化放送で毎週金曜日に流れていた音楽番組を好んで聴いていました。自分が音楽というものに疎いと自覚があったので、少しでも周りの人たちに近づきたいという気持ちがあったからです。流行の曲をベスト50から順にさかのぼって流してくれるこの番組は、ちまたでどんな曲が好かれているのかを知る最適な勉強道具でした。

 あのときも何の気なしにラジオをかけていました。
 丁度、銀河鉄道999が映画になるという話も昇り始めていた頃です。
 ラジオから流れてきた曲は、「Brave Love〜Galaxy Express 999〜」
 勢いのあるボーカルと3人のコーラス。時には優しく、ときには激しく。力強い曲調……。
 誰が歌っているのかなんて気にも留めなかったけれど、この曲だけはそのときに流れていたラジオの曲中で1番印象に残りました。
 それから何週かにわたって流れ、私はテープに録音しては何度も聞き返しました。ラジオのパーソナリティーの人がミュージシャンの名前を曲の最初もしくは最後に紹介してくれるものの、頭に残るのはミュージシャンの名前よりも曲そのもの。誰が作ったのかさえ結局は知らないまま、曲だけが刷り込まれた状態でした。

 その後、TVの音楽番組で当のミュージシャンが曲の紹介と一緒に映ったことがありました。
 第一印象は「え``っ!?
 「誰だ、このオッチャンたちはぁぁ〜っ!?}>
すみませんっ。でも本当に第一印象はこうだったんです(汗)
 しかもあの美声の主がサングラスをかけた怖い人。
 これもインパクトがとても強く、他のお2方より「この曲を歌った人は、こんなおっかなそうな人たちだったんだ……」と。
 このとき、お三方(とくに桜井さんv)のインパクトがよほど強かったのか、おぼろながらも名前も覚えました。

 「アルフィー……つーのかv」